学校1

4年制の大学や2年間の短大と違って専門学校は比較的楽で、誰でも卒業することが出来ると思っていませんか?単位の取得に焦ることもないし、レポートの提出も少ないイメージがありますが、専門学校も同じくらいきちんと勉強をしています。

そこで私が通っていた医療事務の専門学校の体験談について紹介します。遊ぶ時間はあるのか、どんな勉強をしたのかも解説します。

医療事務の専門学校とは?

医療事務の専門学校は、名前の通り医療事務員を目指す人のための専門学校です。在学中に医療事務の勉強はもちろんのこと、内科や外科、検査や薬学など基礎的な医療関係の学問を学びます。医療事務は医療機関で行われた診察や検査、入院などの全ての医療行為を厚生労働省が定めた点数に基づいて計算し、掛かった費用を患者さんや患者さんが加入している保険団体に請求します。

患者さんの負担金を窓口で徴収したらレセプトと呼ばれる診療報酬明細書を作成し、保険団体から残りのお金を貰うのです。このレセプトを作成する知識や技術などを学ぶのが、医療事務の専門学校なのです。

また専門学校では医療事務だけでなく医療秘書や病棟事務、薬局事務を目指すことも可能です。資格の取得にもかなり力を入れていて医療事務の資格や医療秘書、簿記や情報処理、介護事務や薬局事務など色々な種類の資格が取れるのも魅力でした。

どんな勉強をするのか?

中学校や高校と同じように時間割がクラスどこに決められていて、一年生は医療事務の基礎を、二年生になるとより専門的な学習になります。一年生では医療事務の1級の取得を中心に、事務員として必要なスキルが学べます。

まず最初に教わるのは、カルテの上書きからです。医師が記入するカルテの下準備として、患者さんの氏名や住所、保険番号や性別、年齢など基本情報を書きます。それを医師や看護師が居る診察室に回します。自分たちが使っている保険証や教科書に記載されている見本の保険証などを使って、カルテの上書きをマスターするのです。

継にレセプトとはどのようなものなのか、どのような計算方法で請求額を割り出すのか基礎中の基礎を勉強しました。レセプトは医師が作成したカルテから医療行為を条件に基づいて点数化するので、とても複雑です。初診や再診の点数の計算だけでなく、入院などか加わるとさらに難しくなります。

特に医療事務1級はより高度な知識が必要だったので、検定試験前はみんな必死に勉強します。社会人として必要なマナーについても勉強するので、いざ社会に出たときにも困らなかったです。二年生は様々なコースに分かれていて、自分が学びたいクラスを自由に選ぶことが出来ました。

将来秘書になりたいと思うなら秘書コースに、病棟事務を希望するなら病棟事務のコースと多岐に渡ってしました。私が選んだのは小児科コースで、将来小児科のクリニックで働きたいと思い、志望したのです。小さな子供に接するときの注意点や小児科で行われる医療行為の内容やその点数の出し方など詳しく学べたのは小児科コースならではでした。

実習とは?

二年生になると夏休み期間を利用して実習も行われ、実際に医療機関で数カ月お世話になります。先輩の指導を受けながら、患者さんを相手に仕事をするのです。受付から会計、請求事務など学校では経験出来ない実際の業務が体験出来るのは専門学校ならではです。

憧れの職場で働けるので、ちょっとした高揚感もありました。

仕事を積極的にこなしていれば当然褒められますし、ミスをすれば怒られるなど当たり前のことが嬉しかったような思い出があります。レセプトのコンピューターシステムも実際の医療機関のものを操作出来たり、これから医療事務員として働くための自信にもなった気がします。

他の専門学校の生徒と一緒になることもあり、刺激的な毎日でした。実習に行くのは実習生を毎年受け入れてくれる医療機関で、学校側からいくらかお金を渡すことで実習生を受け入れています。医療機関側は利益に繋がることはもちろんですが、生徒を受け入れることでより良い人材を探すことも出来るので積極的に受け入れているのです。

夏休み明けにクラスメイトとどんな体験をしたのか、どんな仕事をしていたのか話し合うのも面白かったです。あるクラスメイトは初日から受付を一人で任されて大変だったとか、毎日倉庫で書類の整理をしていたとか、みんなで体験談に花を咲かせていました。

どこで働ける?就職活動は?

医療事務の専門学校を卒業して就職することが出来るのはやはり医療機関で、大規模な病院から小規模なクリニックと様々な就職先があります。専門学校と提携している医療機関も多く、毎年必ず学校に求人を出している医療機関もあります。

実習でお世話になった医療機関に就職する生徒も居て、ご縁があれば実習先でそのまま働くケースもあるのです。エリアごとに担当の講師が決まっていて、自分が就職したい地域を決めたらその講師に相談しながら就職活動をすることになります。

定期的に話し合いの場が設けられたりして、どのような求人があるのか、どこに就職したいのかなど相談に乗って貰うのです。その地域に強い講師が担当してくれるので、かなり心強い味方となってくれます。講師はそのエリアの医療機関に足を運んで営業活動もしているので、採用担当者とも顔見知りです。

関係者から仕入れた情報を持っていたので、どのような生徒が好まれるのか、面接や筆記試験はどんな内容なのか教えてくれたのは良かったです。もちろん医療機関以外にも就職することも可能で、医療関係の商品やサービスを扱っている企業や全く医療とは関係ない企業への就職もサポートしてくれました。

医療事務の勉強と同時に一般的な事務も学ぶので、専門学校では一般的事務の求人も取り扱っていました。

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遊ぶ時間はある?

一年生のうちは基礎を学ぶのでアルバイトをする時間もありますし、土曜日や日曜日の休みの日に友達と出掛けることも出来ました。ただ資格試験に近づくと勉強に忙しく、休日も試験勉強をしていたので遊ぶ時間はあまり無かったです。

特に医療事務員に必要な医療事務の試験前は、学校に放課後残って勉強していました。先生が特別にテスト問題を作ってくれたり、その期間はアルバイトも休んでいました。二年生になると夏休みは実習ですし、夏休みが終わると就職活動です。

実習期間は毎週末休めますが、やはり就職活動は休みがほとんど無いです。毎日のように求人を探して面接、また応募して面接を繰り返していた気がします。卒業前に就職先が決まってしまえば就職するまで遊べますが、研修があるので暇を持て余している生徒は少なかったです。

私も就職が決まってからすぐに研修に入ったので、遊ぶ時間は少なかったのが残念でした。

関連情報(大原学園)|http://www.o-hara.ac.jp/senmon/